税理士と会計士の違い
税理士と公認会計士は同じような仕事をしているとお思いの方も多いようです。
税理士と公認会計士は、いったいどこが違うのでしょうか。
税理士と公認会計士の違いのひとつが、その試験制度にあります。
公認会計士試験の2次試験は合計7科目で、短答式の試験が加入されました。
これらに合格しなければ次の論文式の試験を受けることが出来ません。
さらに、2次試験に合格した後は実務経験を積んでから、3次試験の受験があります。
これら全てに合格して、初めて公認会計士になることができます。
[include file=/rssb/13595/rss.html]
いっぽうの税理士試験は、科目合格制度が設けられているため、1科目づつ合格していくことが可能です。
そのため、受験の計画が立てやすく、仕事をしながら受験する方や、在学中に受験する方、さらには、子育てのかたわら受験される主婦もいます。
公認会計士は7科目全て一度にクリアしないと合格になりませんので、難易度は公認会計士のほうが数段上です。
なので、公認会計士試験に合格していれば税理士になることができますが、税理士試験に合格しても公認会計士にはなることが出来ません。
この他では、合格後の勤務先にも違いがあります。
公認会計士は監査法人という組織で仕事をし、大企業相手の監査業務なども行います。
いっぽうの税理士は、中小企業が主な顧客となり、経営規模も個人事務所が多くなります。
[include file=/rssb/13596/rss.html]