行政書士のダブルライセンス 「司法書士」
行政書士と司法書士の組み合わせは、行政書士のダブルライセンスのなかで、最も有効な組み合わせです。
勉強の内容も似ていることから、司法書士の勉強をかねて行政書士試験を受験する方も多く、「先に行政書士事務所を開いてから、司法書士試験に挑む…」こともできます。
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行政書士と司法書士の組み合わせが、行政書士のダブルライセンスのなかで、最も有効といわれるのは、その仕事内容を知れば納得いただけるはずです。
行政書士の主な仕事のひとつ「許可申請書類の作成」を例にみてみましょう。
例えば新しく会社を設立する場合、「定款」と言われる書類が必要となります。
こうした書類を作成するのは、行政書士の代表的な仕事です。
しかし書類を作っただけでは会社としては認められませんので、定款を法務局に提出したうえで、会社設立の登記申請をしなくてはなりません。
ところが、この「登記申請」は行政書士がすることはできません。
そのため、行政書士の仕事は「定款作成」で終了してしまいます。
そこで問題になるのが「登記申請」業務ですが、この仕事は「司法書士」の代表的な仕事です。
しかも、司法書士でなくては行なうことができない「独占業務」です。
そのため、司法書士とのダブルライセンスがあれば、書類の作成から登記申請まで、一連の仕事を請け負うことができます。
以下に、司法書士試験の概要を紹介しておきます。
参考にしてください。
詳細 ⇒ ■ 法務省 「司法書士試験情報」
<司法書士資格>
・受験資格・・・年齢、性別、学歴、実務経験などに関係なく誰でも受験できます。
・試験科目・・・憲法、民法、商法、刑法、不動産登記法、民事訴訟法など。
・難易度・・・20年度合格率は2.8%。
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