税理士試験 受験科目の傾向を知る
税理士試験には、いくつもの受験科目があり、それぞれを選択して受験します。
会計学に属する科目「簿記論」と「財務諸表論」の2科目は全受験者が合格しなくてはなりません。
その他の税法に属する科目(所得税法、法人税法、相続税法、消費税法又は酒税法、国税徴収法、住民税又は事業税、固定資産税)については、「所得税法」もしくは「法人税法」のいずれか1科目は必ず選択し、そのほかは希望する科目を選択します。
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税理士試験は科目合格制をとっているため、受験者は一度に5科目を受験する必要はなく、1科目ずつ受験していいことになっています。
ですので、受験にあたって、科目を絞り込んで、集中して勉強するといいでしょう。
そして、合格科目が会計学に属する科目2科目及び税法に属する科目3科目の合計5科目に達したとき、税理士試験に合格したことになります。
合格基準点は各科目とも満点の60パ-セント。
合格点目指して勉強に励んでください。
ちなみに、第60回の税理士試験は、全国で62,995名が受験しました。この数は 第59回の税理士試験の受験者数をわずかに上回っています。
第60回の税理士試験の科目別の受験者数は以下のとおりです。
(受験データは国税庁のホームページに公開されていますので、参考にしてください)
■ 第60回 税理士試験の科目別の受験者数
税理士試験 科目別の受験者数
簿記論 第60回受験者数 32,957名 前年比 103.7%
財務諸表論 第60回受験者数 25,947名 前年比 103.2%
所得税法 第60回受験者数 3,932名 前年比 92.1%
法人税法 第60回受験者数 10,396名 前年比 97.4%
相続税法 第60回受験者数 5,264名 前年比 98.4%
消費税法 第60回受験者数 15,069名 前年比 100.9%
酒税法 第60回受験者数 1,688名 前年比 90.5%
国税徴収法 第60回受験者数 2,021名 前年比 102.9%
住民税 第60回受験者数 1,086名 前年比 116.3%
事業税 第60回受験者数 1,365名 前年比 109.1%
固定資産税 第60回受験者数 2,628名 前年比 95.8%
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