税理士の形態 と 年収
税理士の主な労働形態には、開業税理士、事務所内税理士、企業内税理士があります。
最も多いのが開業税理士で、現在約8割の税理士が独立開業しているといわれています。
これから税理士を目指そうとお考えの方のほとんどが、開業を目指しているのではないでしょうか。
「独立」「開業」といったフレーズは、試験勉強をする上でとても励みになりますし、人生の目標としても申し分ありません。
ただし、開業したからといってすぐにクライアントが集まるわけではありませんので、開業前のコネクション作りも重要になります。
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ちなみに、開業税理士の年収は、仕事量によっても異なりますので、一概にいくらと言えるわけではありません。
ある情報誌では、開業税理士の平均が約2700万円とありますが、500万円未満の税理士さんもおり、バラツキがあります。
さらに、2億、3億円という税理士も実際に存在しますので、高収入が不可能ではないといえます。
事務所内税理士は税理士事務所や公認会計事務所に所属する税理士です。
中小事務所で何年か経験を積み、独立を目指すというのが一般的な流れです。
ちなみに、事務所勤務税理士の年収は、中小税理士事務所で平均約350~500万円、大手税理士法人で400~1500万円などといわれています。
勤務する事務所の規模により、異なるようです。
企業内税理士は主に銀行、証券会社、保険会社などの金融機関に所属したり、一般企業の経理、財務部門に所属したりし、会社内の税に関する業務を担います。
最近では企業のM&Aが活発化していますので、専門性がかなり要求されます。
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